8月22日東南アジア金環食の現地からのレポート

今回の東南アジア金環日食について、シンガポールとマレーシア にお住まいの方からレポートをいただきました。現地の様子が良くわかます。

岩崎さん佐藤さんどうもありがとうございました。


シンガポールにお住まいの岩崎清信さんからのレポートです。

本日は所用でシンガポールから若干、北で かなり前になりますが、サッカーの試合で話題になった マレーシアのジョホールにおりました。

8時前に、本当に日食が始まっているとは思えない程明るく、 ちょうどサングラスをかけて太陽を見ると 本当に三日月のようにかけていました。 目がおかしくなりそうだったので 手ぬぐいを更に目の前にやって太陽をみても三日月状になっているのが確認できました。 しかし、この段階では非常に明るくサングラス等を使用しないと太陽が欠けている ことがわかりませんでした。(子供のときのようにすすで黒くしたガラスや フィルムを用意すればよかったと反省) 近くにいた現地人に太陽を見たら目が悪くなると注意されてしまいました。

その後8時24分ころになると当たりは、急に暗くなり夕方のようでした。 ちょうど雨が降りそうな天気だったこともあり、最初は雲のせいかと思いましたが、 日食によるものとわかりました。現在はもう何事も無かったかのように明るい午後です。

現地の人は 「エクリプス」と言っていました。きっと英語でしょう。 この場に(未だ御拝顔預かりませんが、) 長谷川さんが居らっしゃればもっと有意義であったことと思いました。

だいぶ前にテレビで見たことがありましたが、 自分の目でみるということは大変貴重な体験であったと思います。


マレーシア・サバ州・サンダカンにお住まいの佐藤さんからのレポートです。

金環食の写真 実は、「金環食ツアー」へは出かけたのですが、肝心の金環食の時間に 激しいスコールのため、結局、見えなかったのです(笑)。 新聞の見出しは「RAIN SPOILS ECLIPSE」とか 「Morning shower hampers spectracle」でした ..(^^ゞ

それでも、部分日食は観測できたので、まだ救われましたが、 絶対に見えるものと決めつけていたせいか、部分日食では 満足できなかったです(笑)。

マレー半島側では、金環食が無事に観測されたようで、 その模様が地元の中国系新聞「南洋商報」に載っておりましたので、 添付書類で送らせて頂きます。

次回の天文ビックイベントは11月の「獅子座流星群」でしょうか?

私の友人どもも、これを機会に天文に興味をもったのか、あるいは 金環食の敵をとりたいのか、今度こそと、今から意気込んでいます。

日食を見るマレーシア人