1998年9月の星空、チェックしたい天文現象

もう虫の声を聴く季節になりました。インターネットをやっている部屋の外では、秋の 虫が鳴いています。日が暮れるのも早くなってきました。秋の星の定番ペガススの 大四角形がもう空高くなっています。9月初めの夜明け前の東空には、 水星、金星が、火星があり、にぎやかになっています。また冬の星座のオリオンがもう昇りはじめていますね。 9月だと中秋の名月を思い出しますが、今年は10月5日です。

9月10日、土星と月が接近
9月11日、水星と金星が接近

夜明け前の東の空

9月10日、土星と月が接近

9月10日には土星と月が2°まで接近します。満月約4個分です。
9月11日、水星と金星が接近

9月11日には水星(-1.1等級)と金星(-3.9等級)が約0.2°まで接近します。その距離は満月の半分以下です。空が明るくなっている 明けの東の低空の現象なので、見晴らしの良い場所で双眼鏡で観測しましょう。
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