2000年11月の星空、チェックしたい天文現象

京都でも朝夕は寒い日が出てきました。もう冬を迎えようとしています。
お星様の方は、秋の星座であるペガススの四角形が西に傾き始め。東の空には冬の星座で最も目立つオリオンが昇り始めています。オリオンの付近には、ぎょしゃ座のカペラ、土星、木星、すばる(プレアデス星団)が顔をそろえ大変にぎやかです。
11月17日〜18日しし座流星群

しし座流星群


一昨年から流星雨になると期待されていた、しし座流星群です。去年はのピークは計算通りのヨーロッパになりました。今年のピークは日本時間の11月17日17:00頃と推定され、この時にしし座が昇っているのはアメリカになります。まだまだ活動期であり、今年も流星雨になると予測する天文学者もいます。上図のように、輻射点の近くに月があり、観測条件は極めて良くありませんが、明るい流星が多いので観測しましょう。しし座が東の空から昇ってくるのは夜中の0時過ぎになります。寒い時期なので完全防備で観測に挑みましょう。
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